WordPress子テーマの作成手順

WordPressにおいて自作のテーマではなく一般に公開・販売されているテーマがアップデートされた場合、直接テーマを編集しているとカスタマイズした内容が削除されてしまいます。

そのため。テーマのカスタマイズを行う場合は子テーマを作成するのが一般的です。

WordPressの子テーマを作成する基本的な手順をまとめます。

テーマフォルダの作成

親テーマのフォルダ内に新しいフォルダを作成します。このフォルダが子テーマのルートディレクトリになります。

子テーマ用のスタイルシートファイル(style.css)を作成します。このファイルには、少なくともテーマ名やテンプレートの情報が含まれている必要があります。また、必要に応じて追加のスタイルやカスタマイズも含めることができます。

Theme Name：自由に記載
Template：親テーマのフォルダ名と一致させる

/*
Theme Name: My Child Theme
Template: parent-theme-folder
*/

子テーマに何らかの機能を追加する必要がある場合は、functions.php ファイルを作成します。このファイルを使用して、親テーマの機能を変更または拡張することができます。

子テーマ内に親テーマと同じファイルパスにテンプレートファイルを作成することで、親テーマのテンプレートをオーバーライドすることができます。
これにより、ページのレイアウトやデザインをカスタマイズすることが可能になります。

例えば、親テーマの header.php をカスタマイズする場合、子テーマ内に header.php を作成し、必要な変更を加えます。

WordPressの管理画面で、作成した子テーマを有効化します。これにより、子テーマのスタイルや機能が適用されます。

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